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「年齢的に就職や転職は難しいだろうか」
治療院への転職活動を考えているシニアの方のなかには、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、シニア層が鍼灸・整骨院に就職するためのポイントを3つご紹介します。
確かに業界全体では若手を求める鍼灸・整骨院が多いですが、シニア層でも就職や転職できるチャンスはあります。
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目次
● そもそもシニアの就職・転職は難しい?
● 鍼灸や整骨院にシニアが就職・転職する際のポイント
①これまでの経験とスキルを活かす
②求められる柔軟性と学ぶ姿勢
③治療院の雰囲気や文化と合うかどうか
● 経験を活かし開業するものアリ?
● まとめ
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そもそもシニアの就職・転職は難しい?
シニア層にとっては、転職が難しいと感じることもあるかもしれません。
しかし、シニア層ならではの経験や人間性が求められる場面もたくさんあります。
例えば、患者さんとのコミュニケーションスキルやカウンセリングスキルなど、年齢を重ねたからこそ備わる「安心感」や「信頼性」は、大きな武器になります。
シニアが就職・転職する際のポイント①これまでの経験とスキルを活かす
シニア層は、豊富な経験や知識をもっていることが大きな強みです。
例えば、先述のとおり患者さんとのコミュニケーション能力や現場で培った専門的な知識・技術などは評価されるポイントとなります。
多くの治療院では、即戦力として働けることを重視しているため、これまでのキャリアをどのように活かすか、今一度よく考えてみましょう。
シニアが就職・転職する際のポイント②求められる柔軟性と学ぶ姿勢
就職・転職において過去培った経験やスキルは重宝されますが、一方で最新の治療法や機器に対する適応能力も求められることがあります。
就職・転職を希望する場合は、自己研鑽を怠らず、積極的に新しい技術を学ぶ姿勢を見せることが重要です。
鍼灸・整骨の施術は常に進化しているため、柔軟に新しい知識を取り入れる姿勢が評価されます。
シニアが就職・転職する際のポイント③治療院の雰囲気や文化と合うかどうか
シニア層にとって、就職・転職先の治療院が自分のライフスタイルや価値観に合っているかどうかも大切です。
特に、働きやすい環境を重視するシニア層には、柔軟な勤務時間やサポート体制が整った治療院を選ぶことをおすすめします。
求人情報を集める際には、待遇や職場環境のチェックも怠らないようにしましょう。
経験を活かし開業するものアリ?
シニア層の大きな強みは、前述のとおり豊富な実務経験です。
そこで、思い切って開業することを選択肢のひとつに入れてみるのも良いかもしれません。
患者さんとの信頼関係を築くスキルや治療技術における深い理解が、他の治療院との差別化になります。
また、高齢化社会に伴い、シニア層をターゲットにした治療院のニーズは高まっています。
特に、高齢者向けのリハビリテーションや健康管理サービスを提供する治療院は需要が増加しています。
訪問治療やデイサービスの選択肢もあるため、シニア層でも十分に市場に対応できる事業を立ち上げることが可能です。
まとめ
今回は、シニア層が鍼灸・整骨院に就職するためのポイントを3つご紹介しました。
シニアだからといって就職・転職の需要がまったくないわけではありません。
むしろ、その経験やスキルを必要とする治療院があるかもしれません。
また、開業するのもひとつの手です。
高齢化社会に伴い、高齢者向けの治療院需要が今後ますます増えるため、シニア層でも十分に活躍できるのではないでしょうか。
※本記事は以前メールマガジンにて配信したものを編集し、掲載しております。