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「職歴が多すぎて全て書くと長くなりすぎる」
「関係ない仕事ばかりで書く意味があるのだろうか」
就職・転職の応募書類を作成している方のなかには、このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、履歴書や職務経歴書に記載する職歴を省略してもよいのかについて解説します。
治療院への就職・転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
● 履歴書の場合|基本は全て書く!難しければ省略して記載
● 職務経歴書の場合|省略はNG!情報量に優劣をつけて記載
● まとめ
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履歴書の場合|基本は全て書く!難しければ省略して記載
履歴書は原則として、すべての職歴を記載することが求められます。
特に正社員としての職歴を勝手に省略することは避けるべきです。
下手をすると、経歴詐称につながりかねません。
どうしても欄内で収まらない場合は、下記のように省略して記入しましょう。
・アルバイトや派遣など正社員以外の職歴は省略可
・入社と退社の年月を同じ行に記載する
(例)令和3年9月 〇〇治療院に入社(令和6年8月一身上の都合により退社)
・それでも収まらない場合、直近の3〜5社にしぼって記載し、
履歴書に記載しないものについては、職歴書で説明することを明記する
(例)令和◯年まで〇〇整骨院にて勤務、その後4社ほど治療院で施術の経験があります。
詳細は職務経歴書に記載します。
職務経歴書の場合|省略はNG!情報量に優劣をつけて記載
職務経歴書も履歴書同様、省略することはおすすめできません。
職務経歴書では、記載する情報に優劣をつけます。
応募する治療院に合わせて関連する業務内容やスキルは詳しく書き、それ以外の経歴は短くまとめます。
また、キャリア式のフォーマットを活用するのも一つの手です。
時系列でまとめるのではなく、経験スキルごとにまとめることができるため、ご自身のキャリアをアピールしやすくなるでしょう。
まとめ
今回は、履歴書や職務経歴書に記載する職歴を省略してもよいのかを解説しました。
基本的に、応募書類で職歴を省略することは望ましくありません。
どうしても書ききれない場合は、書き方を工夫したり、過去の職歴に優劣をつけて記載したりしたりしましょう。
職歴を取捨選択する際には、治療院での仕事に活かせる経験や能力を強調することが大事です。
また、転職回数が多い場合でも、経験を前向きに捉え、自己PRに活かすことを心がけましょう。
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※本記事は以前メールマガジンにて配信したものを編集し、掲載しております。