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「求人票に正しい見方はあるの?」
転職や就職を検討している方のなかには、このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
就職・転職活動で応募の指標となる求人票。
ハローワークや求人サイトなどさまざまな形態がありますが、見るべきポイントは同じです。
今回は求人票の見方を簡単にまとめてご紹介します。
ぜひ参考にして、就職・転職活動を成功させましょう!
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目次
● チェックポイント① 雇用形態と給与
● チェックポイント② 保険関係
● チェックポイント③ 勤務地や転勤の有無
● チェックポイント④ 勤務時間と休日
● まとめ
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チェックポイント① 雇用形態と給与
雇用形態には、正社員以外にも「契約社員」「嘱託社員等」「登録型派遣労働者」「常用派遣労働者」「パートタイム」などがあります。
条件によって正社員登用制度が設けられている治療院もあるので、確認しましょう。
併せて試用期間の確認もしておきましょう。
試用期間と本採用で条件が違う場合があります。
次に給与に関して、記載されている金額は、通常、総支給額(税込)で、手取り金額ではないことに注意しましょう。
そこから税金や社会保険等が引かれたものが毎月支払われます。
また、給与形態には種類があり、月給制や年俸制、出来高制などさまざま。
一般的な月給制でも、固定給と日給月給制があります。
固定給は毎月決まった額を支給されますが、日給月給制は給与額が固定されていません。
「日給を積み上げた合計額」という考え方ですので、例えば、遅刻や欠勤があった場合はその分差し引かれて支給されます。
給与について気になる方は、面接時に確認しておきましょう。
チェックポイント② 保険関係
社会保険完備とは、よく見る雇用条件のひとつで、おもに次の4つの保険をいいます。
・雇用保険
・健康保険
・厚生年金保険
・労災保険
加入の義務は、各治療院の形態によって違ってきますので、確認しておきましょう。
例えば、個人事業の場合は加入義務適用外になることもありますが、株式会社や合同会社など法人企業の場合は、短期雇用契約(2か月で終了)を除き、必ず社会保険の加入対象となります。
チェックポイント③ 勤務地や転勤の有無
勤務地は、募集している治療院の住所と違う場合があります。
どこで勤務するのか確認しましょう。
また、転勤の有無は生活環境に関わる重要なポイントです。
転勤が難しい場合は必ずチェックしましょう。
チェックポイント④ 勤務時間と休日
始業時間と終業時間を押さえておきましょう。
また、シフト制や裁量労働制など、特別な形態がとられていないかも確認しましょう。
完全週休2日制や週休2日制など、休日・休暇のチェックも大切です。
これらを確認せず入社すると、不満の元となってしまいます。
ちなみに上記ふたつの違いは次のとおりです。
・完全週休2日制:毎週必ず2日の休日がある
・週休2日制:ひと月の内、最低1週は2日間の休日がある
その他、有給休暇やリフレッシュ休暇など休暇制度も確認しておくとよいでしょう。
まとめ
今回は求人票の見方を簡単にまとめてご紹介しました。
どのような求人票でも見るべきポイントは同じです。
見落としのないようチェックしましょう。
また、求人票ではわからないことがある場合は、面接や事前に電話などで確認することをおすすめします。
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※本記事は以前メールマガジンにて配信したものを編集し、掲載しております。
