履歴書の書き方

カバーレターをつけよう

カバーレターをご存知ですか?
ビジネスの世界では、取引先等に書類を送るときには、日付、宛先、送った書類の簡単な内容などを記し同封するのがマナーです。就職活動でも履歴書を送る先はビジネスの世界。ここは、ビジネス感覚のアピールとして、カバーレターを添えましょう。
カバーレターに決まった書式はありませんが、日付、宛先、自分の住所氏名、応募の経緯、履歴書等の同封内容を記します。書類持参で面接の場合でも、添えることをお勧めします。

「履歴書」の力の入れどころ

履歴書は、日付、氏名、住所、電話番号、学歴、職歴、免許・資格などほとんどが事実をそのまま書くだけで、自己アピールできる書式になっていません。
そのなかで唯一、自己の考え方をアピールできるのは志望動機の欄です。この欄に何を書くかが非常に重要になります。
応募する企業に向けてしっかりと自分の考えを述べなければなりません。履歴書の書き方のサンプルにあるような「自己の性格が貴社の…」といった表現では有効なアピールにならないでしょう。

仕事ぶりは提出書類にも現れる

提出された書類はその人の仕事ぶりを物語ります。
きちっとした文字で書かれた履歴書、ビジネスの書式に則った職務経歴書、正しい言葉づかいの自己紹介文などは、こういう書類作成ができる人ならば仕事もきちっとしてくれるだろうという印象を採用担当者にあたえます。
逆に丁寧さのない書類は一目で分かります。日付が入っていなかったり、空白の欄があったり、ホワイトで修正してあったりという書類では入社したいという意欲がなかなか伝わりません。

面接のチャンスを逃さない

履歴書の備考欄には、携帯電話の番号、都合の良い時間帯、メールアドレスを忘れずに記入しましょう。
「書類選考の結果、この応募者に会ってみたいと思ったのに連絡が取れない」あるいは「面接日時など急ぎの変更があったとき、連絡が取れずに困った」といった声を企業の採用担当者から聞くことがあるからです。
せっかく書類選考を突破したのに、面接のチャンスを失ってしまってはもったいないです。自分の所在を明らかにしておくことも社会人のマナーです。

履歴書には「証明写真」を

履歴書に貼る写真、どうしていますか?
行楽地で撮ったスナップ写真や、デジカメを使い即興で撮った写真などを使ってはいませんよね。こうした写真は企業に応募する際、やはり不適当です。
文字ばかりの履歴書のなかで、写真は唯一あなたの印象を視覚的に訴える大切な要素です。ぜひ、きちんとした服装で、髪も整えて、背景のない証明写真を撮りましょう。
目はまっすぐ前を見て表情は明るく……採用担当者の多くは、写真に着目しています。

「職務履歴」は正確に

職歴には正社員として勤務していた企業を記入します。ごく短期間しか在籍していなかった場合でも、正社員として手続きがなされた場合は、もれなく記入しましょう。
パート・アルバイトや契約社員の職歴は別紙の「職務経歴書」への記入が望ましいのですが、「履歴書」に記入する場合は(パート勤務)(契約社員)と明示し、派遣会社から派遣スタッフとして、ある企業に勤務した場合は職歴欄に派遣会社を記入した後、勤務先企業を記入するようにしましょう。

提供:株式会社アイデム 人と仕事研究所

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